MotoGPの最高経営責任者カルメロ・エスペラータは、日本の主催者が日本GPを実施しないと決断をした場合も代替レースは行わないことを明らかにした。当初MotoGP 日本GPは4月の開催が予定されていたが、日本が東日本大震災に見舞われたことで10月に延期となった。しかし、日本では余震や放射能の問題が続いており、レースの開催はまだ確定していない。
「地元のプロモーターの決定を待っている」とカルメロ・エスペラータは Gazzetta dello Sport にコメント。「いずれにせよ、彼らが今年のレースを諦めることに決めたとしても代替はない」「7月に全日本ロードレースが予定されているので、その時までに会場は使用可能でなければならない。それまでにどうするかを確定していなければならない」カルメロ・エスペラータは、放射能の恐れがない場合にのみMotoGPは日本へ旅立つと述べた。「私は日本人を完全に信頼している。彼らがレースができると言うなら、我々は安全だと1000%確信するだろう。状況が明白でない場合、彼らが優先して状況を適正に評価してくれると確信している」ホンダ・レーシングの中本修平副社長は、地震によって損害を受けたトラックは修復されており、ライダーが問題なくバイクでテストを実施したと述べている。
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