Moto3に参戦するホンダ・チーム・アジアの鳥羽海渡と小椋藍は、「Honda Racing アニバーサリー・イヤー」として世界選手権初優勝マシンのカラーリングで参戦する本田技研工業は、1959年6月3日にマン島で開催された開幕戦ツーリストトロフィー(125ccクラス)に日本の二輪メーカーとして初めて世界選手権に参戦。今回、初参戦から60年の節目を迎え、「Honda Racing アニバーサリー・イヤー」として記念イベントを実施した。
ホンダ・チーム・アジアと所属する鳥羽海渡と小椋藍が61年に初優勝を挙げたマシン、RC143のカラーリングを施したMoto3マシンを披露。最初のイベントとして、27日にTT・サーキット・アッセンのグリッド上で軽量級に参戦する。第8戦TTアッセン初日の28日は、レプソル・ホンダ・チームのホスピタリティで共同会見を開催し、61年にホッケンハイムで開催された西ドイツGPで日本人として初優勝を挙げた高橋国光、85年に史上初の2クラス制覇を果たしたフレディ・スペンサー、94年から5年連続してチャンピオンに輝いたミック・ドゥーハン、MotoGPクラス今季総合1位のマルク・マルケス、ホンダレーシング取締役レース運営室室長の桒田哲広、国際モーターサイクリズム連盟会長のホルヘ・ビエガス、ドルナスポーツ最高経営責任者のカルメロ・エスペレータが出席。決勝レース日の30日には、高橋国光がRC142(59年マン島TTレース参戦車の復刻車)、ミック・ドゥーハンがNSR500(89年モデル)にそれぞれ乗り込み、最高峰クラスの決勝レース前にデモランを実施する。
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