ホンダMotoGPのチームマネージャーを務めるアルベルト・プーチは、新型コロナウイルスの発生に対するMotoGPの対応を称賛。一方で、F1は“非常にためらっていた”と語る。F1は、早々に中国GPの延期を決断。しかし、その異例の点ではF1の対応は遅かった。シーズン開幕戦のために2000名のF1サーカスはメルボルンに移動。マクラーレのF1チームメンバーが新型コロナウイルスに感染し、金曜フリー走行まで2時間を切った時点でようやく中止を決定した。
対照的にMotoGPは、カタールGPで最高峰クラスのレースを中止することを1週間前に決定。テストによって国内にいたMoto2とMoto3のレースだけを行った。現時点はMotoGPは5ラウンドを中止・延期し、F1は8ラウンドの延期・中止することを決定している。アルベルト・プーチ「我々はチャンピオンシップの主催者を非常に誇りに思う必要があると思う」とコメント。「ドルナは頭を使って一歩一歩、そして常にすべての国の保健当局の意見に耳を傾けて物事を行ってきた」「そこから、できることとできないことを評価してきた。だが、世界選手権で働くグループ全体がどのように保護されているかが非常に興味深い」「F1、サッカー施設、または国際オリンピック委員会と比較すると、非常にためらっている。だが、ドルナは自分のやるべきことを実行した」「最初からドルナは問題の大きさを認識していた」「そのためにはアイデアを明確にし、賢明に行う必要がある。カルメロ・エスペレータ(CEO)はそうだ」