2018年のMotoGP 第5戦のフランスGPが5月20日にルマンのブガッティ・サーキットで開催され、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソが6位でフィニッシュした。予選6番手のロレンソは、2列目から力強いスタートを切り、9周目までレースをリードしたが、その後は徐々にポジションを落として6位でチェッカーを受けた。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾにとっては、不運なレースとなった。5周目にチームメイトをオーバーテイクして首位に立ったものの、シャペル・ヘアピンでミスを犯してクラッシュ。レース復帰は叶わず、リタイア...
第5戦終了時点のランキングは、46ポイントのドヴィツィオーゾが9位、16ポイントのロレンソが14位となっている。ドゥカティ・チームは、21日にモンテメロ(スペイン)のカタロニア・サーキットで予定されているミシュランテストに参加する。第6戦イタリアGPは、ドゥカティの地元ムジェロで6月3日に開催される。ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 6位「今回も良いスタートが切れた。おかげで9周目まで首位を走行することができた。残念だったのは、レース・ディスタンスを通じてペースを維持できなかったことだ。マシンにはまだ若干の問題があり、体力的にかなりキツかった。多くの周回を一貫したペースで走れなかった。これが解決できれば、今以上にユーザーフレンドリーなマシンになる。明日はモンテメロでテストがあるから、これを活かして解決策を探りたい。この問題が解決すれば、表彰台争いや首位争いをするための最後の1ピースが埋まると思う。ヘレスではリタイアを喫したので、今回のリザルトはポジティブに捉えている」アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) リタイア「今回は完全に僕のミスだ。ターン6のエントリーでアウトにはらみすぎた。フロントエンドのターンインには問題がないと思っていたが、読みが甘かったようだ。今日はマシンのフィーリングも良く、確実に優勝争いができると思っていたので、なおさら残念だ。タイトル争いに加わりたいライダーにとっては、絶対にやってはならない種類のミスだ。自分自身はミスが少ないタイプだと思っているので、特に今回のミスはなかなか消化できない。しかし、レースをやっていると時にこういう事態に陥ることはわかっている。くよくよせずに前を向く必要がある。チームおよびドゥカティコルセの面々に申し訳ない気持ちだ。彼らの仕事ぶりは今週末も素晴らしかった。驚異的なマシンに仕上げて、レースに向けて完璧なコンディションを整えてくれた」関連:【MotoGP】 第5戦フランスGP 結果:マルク・マルケスが3連勝
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