ミック・シューマッハは、F1バーレーンテストでフェラーリとアルファロメオ・レーシングのF1マシンをテストすることになるようだ。今年からフェラーリの育成プログラムである“アカデミー”に参加しているミック・シューマッハは、すでにアルファロメオ・レーシングからF1バーレーンテストに参加すると報じられていたが、それに加えて、フェラーリのF1マシンもテストすることになるという。
Autosport の報道によると、ミック・シューマッハは、F1バーレーンGP後の4月2日からバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるインシーズンテストの初日にフェラーリ SF90をドライブし、2日目となる3日にアルファロメオ・レーシング C38を走らせることになるという。今年は4日間のインシーズンテストを予定されているが、そのうちの2日間は若手ドライバーテストとして位置づけられており、チームはF1参戦経験が2戦以下の若手ドライバーを走らせることが義務付けられている。ミック・シューマッハは、2017年のF1ベルギーGPで父ミハエル・シューマッハが1994年にF1ワールドチャンピオンを獲得したマシン『ベネトン B194』でのデモ走行を行っているが、まだ最新のF1マシンを走らせたことはない。息子ミック・シューマッハは、2018年にヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得。F1公式テストに参加するスーパーライセンスポイントを保有している。今年、プレマからF2に参戦するミック・シューマッハは、現時点で50点のスーパーライセンスポイントを保有しているが、そのうち20ポイントは今年度末で失効する。ライセンスは有効期間は12ヶ月間であるため、2019年もスーパーライセンスを維持するためには今季のF2で10点のスーパーライセンスポイントを稼ぐために少なくとも6位以上でシーズンを終える必要がある。
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