メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、シーズン中盤までにトップ争いをできないようであれば2011年マシンに焦点を移行させるつもりだとの考えを述べた。昨年の優勝マシンであるブラウンGP BGP001の後継にあたるMPG W01だが、今季はまだ表彰台のトップ争いには加わっていない。2011年はダブルディフューザーやFダクトの禁止、またタイヤサプライヤーの変更もあるため、どの段階で2011年マシンに開発リソースをシストするかが重要になってくる。
「シーズン中盤までにFダクトを投入して、トップに追いつけるようにならなければならない」とロス・ブラウンはコメント。「アタックし続けることに価値があるならばそうするし、そうでなければ2011年にすべてを集中させるだろう」ロス・ブラウンは、レッドブルがまだ射程圏内にいると考えていると語る。「彼らのデザインは他の誰とも異なる面があるので、他チームは今後のレースでそれらの要素を導入すると思う」「誰もがレッドブルのエキゾーストシステムに関心を持っていることはわかっている」関連:F1:2011年の空力レギュレーション変更を検討
全文を読む