メルセデスF1は、今週末の2021年 第7戦 F1フランスGPでルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのシャシーを入れ替える。バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンが開幕戦以来使用してきたシャシー #6に交換。ハミルトンは、チームメイトが前回バクーでレースしたシャシー #4を走らせる。
バルテリ・ボッタスは、F1フランスGPに先立ってポール・リカールで行われた木曜日のFIA記者会見で、今回のスワップは事前に計画されていたことだと確認した。「これは新しいシャシーではない」とバルテリ・ボッタスは説明した。「異うものだけど、この時点で別のシャシーに変更することはずっと計画されていた」バルテリ・ボッタスが今年これまでにシャシーを変更したのは3回目となる。最初の被害は、イモラで開催されたF1エミリア・ロマーニャGPでウィリアムズF1のジョージ・ラッセルとの高速クラッシュで大きなダメージを受けた。メルセデスF1の広報担当は、単に2台のシャシーの走行距離を均等にするために行われたものであり、スワップに関連するパフォーマンス要素はないことを確認した。また、メルセデスF1は、シーズン終了前のある時点で、イモラで損傷したシャシー#5を再導入する予定とした。前戦F1アゼルバイジャンGPで、バルテリ・ボッタスは、週末を通してペースが足りなかったことを説明するのに途方に暮れ、12位でフィニッシュした。レース後、ボッタスは自分のマシンに何か問題があることを示唆している。バルテリ・ボッタスは、フランスで彼の悪いレースの連続を止められることを望んでいる。「モナコでは、セットアップと自信を見つけてタイヤを機能させることができたけど、ルイスはうまくいかなかった」とバルテリ・ボッタスは語った。「バクーではその逆のように感じた。僕たちのマシンは、そのような種類のトラックではかなりナイフエッジになっていると思う。でも、少なくとも次のいくつかのトラックはもう少しノーマルだし、うまくいけば、合理的なセットアップを得ることができ、それほど簡単に間違った方向に進まないことを願っている」