メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンが声を上げるよう求めた人種差別抗議運動“Black Lives Matter(黒人に対する不当な暴力などに抗議)”への支持を表明した。米北部ミネアポリスで、警官から首を膝で押さえつけられ、助けを求めながら死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさんの死は、米国および世界中で平和的もしくは暴力的な抗議につながっている。
各スポーツ業界が、この人種差別事件に抗議する声明や行動を示すなか、F1界が沈黙を貫いていることに対して、ルイス・ハミルトンはソーシャルメディアで感情的なメッセージを発信。F1界の声を上げない人々を批判した。ルイス・ハミルトンの呼びかけから24時間以内に、シャルル・ルクレール、ダニエル・リカルド、ランド・ノリス、カルロス・サインツ、ジョージ・ラッセル、アレクサンダー・アルボンを含めた仲間のドライバーたちが、“Black Lives Matter”のサポートメッセージを共有して意識向上を呼び掛けた。ハミルトンの電話から24時間以内に、Charles Leclerc、Daniel Ricciardo、Lando Norris、Carlos Sainz、George Russell、Alex Albon を含む仲間のF1ドライバーが、意識向上のためのサポートメッセージをすべて共有しました。「もちろん、白人が支配するスポーツである僕の業界では誰からの兆候もない。僕はそこにいる唯一の白人種と異なった皮膚着色を持った人種だし、まだ独りで立っている」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕はこれまでどうしてこのようなことが起こるのか、なぜそれについて何かを言うけど一緒に立つことができないのかを考えてきた」ルイス・ハミルトンの所属チームであるメルセデスF1も、ハミルトンへの支持を表明した。「ルイス、我々はあなたと一緒に立つ」とメルセデスF1チームは声明を発表した。「寛容は私たちのチームの基本原則であり、我々はあらゆる形態の多様性によって価値を高めている」「我々はあらゆる人種、文化、宗教、哲学、ライフスタイルの人々を歓迎し、奨励している。そして、変化を推進するために協力する際には、あらゆる形態の差別を非難する」「我々は最近の進展に深く悲しんでおり、すぐにエスカレーションが解除されることを期待している」
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