メルセデスは、2019年 F1ブラジルGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが7位、バルテリ・ボッタスはリタイアでレースを終えた。ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)「非常に期待外れな一日だった。我々はミスを犯し、1台は非常にらしくない信頼性問題に苦しみ、堅実な結果を得られたはずのバルテリはDNF、ルイスは落胆のフィニッシュとなってしまった。シンプリに答えれば、今日の我々はレッドブル勢ほど速くなかった」
「終盤は少し到達していたが、あまりに楽観的な判断の代償を払った。レース終了間際にルイスを新品タイヤに交換したが、その結果ポジションをいくつか失い、その判断の間接的な結果としてアクシデントにも巻き込まれてしまった。バルテリは序盤からオイル消費の問題を抱えていたのでモニタリングしていたが、状況が悪化してしまい、彼のレースは早期に終わってしまった。全体的に非常に残念な週末だった。アブダビにむけて気持ちを切り替え、そこではきとんと修正し、シーズンを良い形で締めくくれることを願っている」ルイス・ハミルトン(7位)「素晴らしいレースだった。徹底的に楽しんだし、結果は残念だったけど、見てくれたファンも楽しんでくれたならうれしいね。僕はいつだって誰とも接触したくはないけど、アレックス(アルボン/レッドブル)との件は本当に不運だった。もちろん僕の責任だ。後ろから入っていったから僕に非があった。彼はいい仕事をしていたし、謝罪したい。今日は間違いなく全て、いやそれ以上の力を出した。前にいるマックス(フェルスタッペン)についていくためにどの周回もハードにプッシュした。今日の僕たちにはあまりペースはなく、限界以上の速さで走っていたと思う。勝利に値する仕事をしたレッドブルにおめでとう。今日は彼らの方がいい仕事をした。彼らは今日物凄く速かったし、ストレートでは格好の標的にされた。シーズンも残りあと1レース、アブダビではよりよい結果を求めて頑張るつもりだ」バルテリ・ボッタス(リタイア)「リタイアする前から全体的にトリッキーなレースだった。今日はほとんどペースがなかったので調査しなければならない。1ストップ戦略を狙ってハードタイヤで最後までいく予定だった。でも、タイヤが最後まで持ちそうになかったので再びピットインした。このように戦略を変更するのは理想的ではないけど、いずれにしろ完走できなかったからどちらでもいいことだ。詳細はまだわからないけど、突然パワーがなくなった。しっかり調査して原因を突き止めなければならない。あの後もたくさんのことが起きていたので、うまく切り抜けられていたらと思うと残念で仕方がない。今はアブダビのレースを楽しみにしている。強くなって戻り、いい結果でシーズンを終わりたい」
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