F1オーストリアGPでメルセデスF1チームが開幕戦から続いていた連勝が8でストップ。止めたのはレッドブル・ホンダだった。2列目からスタートしたバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンは序盤は表彰台圏内を走行。しかし、ハミルトンは序盤に縁石でフロントウイングを壊して交換が必要となり、表彰台圏内から脱落。
2番手を走行していたバルテリ・ボッタスは後半にマックス・フェルスタッペンに抜かれて3位でフィニッシュ。ルイス・ハミルトンもセバスチャン・ベッテルに抜かれて5位でフィニッシュ。開幕戦からの連勝は8でストップした。メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、両方のドライバーがオーバーヒートに苦しんでいたと明かす。「ファンの観点からすれば、今回は見ていて本当にエキサイティングなレースだった。だが、我々の観点からすれば、困難な一日だった」とトト・ヴォルフはコメント。「レース前に、高温が大きなチャレンジになるだろうと言っていたが、それが現実となった。我々のアキレス腱が露呈し、両方のドライバーが信じられないくらい熱い温度の中でオーバーヒートに苦しんだ。常にボディワークを開けておかなければならず、エンジンを弱め、ロングストレッチのためにリフトして惰性走行する必要もあった。そのため今日は自分たちのマシンで本気のレースができなかった。アタックもディフェンスもできず、とにかく生き残り、しっかりとクーリングすることに努めていた」「ポジティブな話をすれば、それでも大量のポイントを獲得できたし、これらの制限があるにもかかわらず、まずまずのラップタイムも刻めた。だが、この先の暑いヨーロッパのレースに向けて、冷却の問題を解決しなければならないことは明らかだ」「言ってきたように、最悪のときを過ごせば、そこから最大限に学び、さらに強くなってカムバックする。そして、我々はそれをシルバーストンの次戦で目指していく」関連:2019年 F1オーストリアGP | 決勝レース 動画ハイライト
全文を読む