メルセデスは、ポルシェが2021年にライバルとしてF1に復帰するならば大歓迎だと語る。フットワークのF1エンジンサプライヤーだった1991年を最後にF1から遠ざかっているポルシェだが、昨年10月に2021年のF1エンジンに関する基本パッケージが発表されて以来、既存の4社のエンジンメーカーとともに今後のF1パワーユニットに関する議論に参加している。
現状では、FIA(国際自動車連盟)とリバティメディアからの正式なコミットメントはないが、ポルシェは既存チームのパートナーとしてではなく、独自にマニュファクチャラーとしてF1に復帰すると考えられている。すでにポルシェは、レッドブル・レーシングとウィリアムズへのF1エンジン供給が噂されている。ウィリアムズは過去にポルシェとの技術パートナーシップを経験しており、さらに大胆な推測として、ポルシェがレッドブル・レーシングを買収して、コンストラクターズとしてワークス参戦するとの噂もある。メルセデスのモーータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ポルシェが、フェラーリ、ルノー、そしてホンダとのバトルに加わることになれば嬉しいと語る。「我々の小さなプレイグラウンドに戦いが増えれば増えるほど、より楽しいものになるだろう」とトト・ヴォルフは Sky F1 にコメント。「ポルシェは関心を持って状況を見ているようだが、どうなるかはまだはっきりしていない。彼らは話し合いの場を持ち、彼らの意見を伝えている」また、トト・ヴォルフは、まだ2021年のF1パワーユニット規約の詳細は議論が進行中であると述べた。既存エンジンサプライヤーは、テクノロジーと差別化を維持し、標準パーツの数を制限することを熱望している。「まだ確定ではないが、来週のストラテジーグループでもう少し詳しく聞くことになるだろう」とトト・ヴォルフはコメント。「これまでの話し合いのなかで議題に挙げられていることは、すべてのエンジンマニュファクチャラーの間で合意には至っていない。今後の議論はかなりタフなものになると思う」「我々にとっては効率化という点で技術的なメッセージがまだそこにあることが重要だ。なぜなら、世界全体が環境に優しく、電化に移行している今、『効率化はパフォーマンスと等しい』というメッセージが重要だ。我々が歴史的なノスタルジアのために20年前に戻れば、それは過ちとなるだろう」「それは我々が望んでいることではない。非常に高いパフォーマンスと効率化のレベルにとどまる必要がある」「標準パーツではなく、千差万別でなければならない。それが我々すべてのエンジンマニュファクチャラーにとって重要なことだ」4月初めにリバティメディアが発表した2021年以降のF1の将来についての計画では、エンジンは5つの核となる要素に含まれていたものの、フェラーリやメルセデスが難色を示していたMGU-Hの廃止は省かれていた。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も、MGU-Hは市販車の関連性のあるテクノロジーであり、今後も存続することを願っているとのホンダのスタンスを語っている。「MGU-Hはあってほしいです。我々はまだ2021年の全てを決定したわけではないと思っています。我々はFIAの方向性を尊重していますし、他のマニュファクチャラーの方向性も尊重しますが、MGU-Hはあってほしいと考えています。将来のテクノロジーの最高峰であり、市販車にも関連性がありますからね。我々としては存続してほしいです」と田辺豊治はお面と。「詳細に関しては明らかにしていかなければならないことがたくさんあると思います。我々は全体的な要約は把握していますが、詳細は持っていません。そこはクリアにしていかなければならない部分ですし、議論中です。多くのアイデアを考えています」「エネルギーマネジメントもシステムをコントロールしています。改善することはできますし、我々の市販車部門にも役立ちます。我々は市販車部門に協力できると思っています。そのエリアに取り組み続けることは我々にとって技術的なチャレンジです。我々にとっても重要なことだと言えます」
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