メルセデスF1のトト・ヴォルフは、マクラーレンとルノーが、F1タイトル争いにおいてフェラーリとレッドブルと並んで“真剣”なライバルになると考えてイイル。昨年、タイトルを4連覇したメルセデスだったが、前半戦ではフェラーリがメインのライバルとして立ちはだかった。後半戦ではレッドブルも3勝を挙げており、今年はさらに強くなると考えられている。
だが、トト・ヴォルフは、タイトルの血統をもつマクラーレンとルノーも再びチャンピオン争いに絡んでくる強さを持っていると考えている。「これはモータースポーツの頂点であり、全てのチームとトップドライバーをリスペクトする必要がある」とトト・ヴォルフは Autosport にコメント。「我々はフェラーリ、レッドブル、マクラーレン、ルノーについて真剣に話をしている」「彼らはタイトルを争う可能性があるし、他にも我々を驚かせる者がいるかもしれない」「私は謙虚さを保っていたいし、それらの全チームとの競争になると思っている。去年のように点を繋げることができれば、我々はレースに勝ち、チャンピオンを争うだろう。それができなければ、我々は十分ではないということだ」昨シーズン、フェラーリは開幕戦オーストラリアGPで勝利し、2007年のキミ・ライコネンのドライバーズタイトル、2008年のコンストラクターズタイトル以来となるタイトルを獲得する可能性を示した。フェラーリは、F1モナコGPで1-2フィニッシュを飾り、セバスチャン・ベッテルはメルセデスのルイス・ハミルトンに25ポイント差をつけていた。しかし、その後、フェラーリはドライバーのミスや信頼性問題によって失速。ルイス・ハミルトンは2戦を残してチャンピオンを獲得している。2017年のフェラーリからのチャレンジについて「コース上でのクルマのパフォーマンスは素晴らしかったし、冬の間に果たしたステップはおそらく全チームのなかで最大だったかもしれない」とトト・ヴォルフはコメント。「我々もそれを維持できれば嬉しい。我々はフェラーリの5勝に対して11勝を挙げた。ストップウォッチは決して嘘はつかない」「とは言えば、我々は両足を地につけている必要がある。フェラーリはより多くのレースに勝つ可能性もある。他チームと同じように、我々は彼らを2018年の候補として真剣に捉えている」
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