メルセデスは、2014年F1マシンの名称を『F1 W05』から『F1 W05 ハイブリッド』に改めた。メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは「メルセデス・ベンツは、ゴットリープ・ダイムラーが最初の自動車を発明して以来、自動車革新の最前線にいました」とコメント。「この血統は、ブランドの最も重要な進展を供給する一世紀以上にわたるモータースポーツへの関与も含まれます」
「今日、我々がF1で目にしているものは、実際にレーストラックから一般道への道を見つけていく次世代のイノベーションです。メルセデス・ベンツは、スポーツから得られたポジティブな新しい方向性を販売促進に繋げています」V8エンジン時代の2009年にF1に導入されたKERSは、既存のエンジン構造に“ボルトオン”されたものだったが、2014年の新しいパワーユニットは始めからハイブリッドシステムとして設計された。「F1は自動車革新の頂点です。そのためにもテクノロジーの境界をプッシュしていく責任があります。新しいレギュレーションは、そのようなイノベーションを促進するだけでなく、自動車産業が向かっている方向と足並みを揃えるものです。メーカーのワークスチームとして、我々は一連のプロダクションのための将来へ向けたテクノロジーとレース活動の足並みを揃えることの恩恵を得るパーフェクトな立場にいます」「F1は常にピュアなレースでした。それは今日も変わりません。同時に我々はテクノロジーの最先端、そして新しいソリューションの開拓者に戻りました。それはスポーツにとっての巨大でポジティブなステップです」
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