メルセデスのチーム代表ロス・ブラウンは、新車W04がどれくらい良いかを言うのはまだ早すぎると述べた。メルセデス W04のパフォーマンスの第一印象について質問されたロス・ブラウンは「いい感じだ」とコメント。「まだタイヤのデグラデーションに関してやらなければならない作業がある。だが、問題は冬のヘレスはあまり代表的ではないということだ」
「数値は有望だ。風洞で予測されたダウンフォースがクルマの挙動に出ている」W04がどれくらい進歩しているかを正確に知るためにはバルセロナまで待たなければならないかと質問されたロス・ブラウンは「おそらくもっと後になるだろう」とコメント。「バルセロナも非常に涼しくなる可能性がある。おそらくオーストラリアやマレーシアではじめて言えるだろう」また、ロス・ブラウンは、アルド・コスタ、ボブ・ベル、ジェフ・ウィリスといった技術者を揃えるチームには、すでに2014年マシンにだけ取り組んでいる設計チームがあることを明らかにした。「少し前にフェラーリが2013年と2014年マシンに取り組む2つのチームがあることを発表したが、我々もそうしている」と「これまでのところ、いくつかのコンセプト提案の中から最も有望なもの選ぶというところにさせ進んでいる」「(2013年と2014年のプロジェクトの開発の)移行は円滑に進むだろうし、ある日を境に突然というわけではない」メルセデスでは、ニキ・ラウダとトト・ヴォルフがメルセデスの大改革を進めており、マクラーレンのパディ・ロウを引き抜くとの噂もある。だが、ロス・ブラウンは、チーム代表としての仕事は危険にさらされてはいないと主張した。「安定している。私には何の問題もない」
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