メルセデス・ベンツは、トト・ヴォルフがメルセデスF1チームの株主となり、専務取締役に就任したことを発表。また、トト・ヴォルフがノルベルト・ハウグの後任としてメルセデス・ベンツのモータースポーツ部門の責任者に就任したことを発表した。トト・ヴォルフは、ウィリアムズの専務取締役は辞任したが、チームの株式は保有し続ける。
「メルセデスは、世界中のモータースポーツにおいて最も重要な参加者のひとつだ」とトト・ヴォルフはコメント。「大ファンであるだけでなく、私はブランドの長年の友人であり、エンスージアストでもある」トト・ヴォルフは、メルセデスでの新しいチャンスに興奮していると述べ、ウィリアムズを友好的に離れたことを明らかにした。「チャレンジを楽しみにしているし、成功したレーシングシーズンに備えるとともに、新しい才能を対象とした奨励にも集中したい」「私はウィリアムズを友好的に去った。チームとあそこでできた友人を懐かしく思うだろう。フランク、そしてウィリアムズ全体の将来の幸運を祈りたい」メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェ会長は、昨年末のノルベルト・ハウグのモータースポーツ責任者からの辞任後、トト・ウォルグの任命はチームの野心を達成するために不可欠であったと考えている。「トト・ヴォルフは、企業家、投資家、モータースポーツマネージャーといった彼の血にこのスポーツが流れていることを証明してきた。同時に、彼はビジネスの経済に不可欠なものも把握している」「彼とニキ・ラウダとともに、我々はモータースポーツ活動をさらに発展させ、シルバーアローを次の時代に導いていきたい」メルセデスはまた、非常勤取締役のニキ・ラウダにチームの株式を配当されることを発表した。