メルセデスが、ミハエル・シューマッハと契約延長の準備を進めていると Bild が報じている。ルイス・ハミルトンの移籍が噂されているメルセデスだが、同誌は、メルセデスとミハエル・シューマッハの契約交渉が大詰めを迎えようとしていると報道。同誌によると、メルセデス側がミハエル・シューマッハに2013年の新契約を提示しているのに対し、シューマッハ側は2014年もレースを続行できるオプションを要求しているという。
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは「まだ何も決定していない。我々は交渉を続けている」とコメント。ニコ・ロズベルグは、メルセデスとの2013年の契約を有しており、ミハエル・シューマッハが新たな契約を結べば、ルイス・ハミルトンの居場所はなくなる。ルイス・ハミルトンは、次の所属チームに2500万ユーロ(約25億2800万円)の年棒を要求していると同誌は報じている。だが、ここにきて、ニコ・ロズベルグのマクラーレン移籍もささやかれ始めており、場合によっては、2013年のメルセデスでミハエル・シューマッハ/ルイス・ハミルトンのドライバーラインナップが実現する可能性もある。今回の契約交渉には、メルセデス・エンジンが大きな役割を果たすともされている。マクラーレンは、かつてのワークスパートナーだったメルセデス・ベンツにエンジン使用料を支払わなければならなくなった。motorsport-magazin.com は、ノルベルト・ハウグが、マーティン・ウィットマーシュに「Kein Lewis, Keine motoren(ルイスを入れてくれきゃ、エンジンはあげないよ)」との風刺画を掲載している。
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