コルトン・ハータは、F1でレースをすることは“真剣な野心”だと認め、今年初めてF1テストと契約を結んだマクラーレンで6月にシート合わせを実施することを明かした。インディカーのドライバーであるコルトン・ハータは、マクラーレンF1チームのファクトリーでのシミュレーター作業、そして、年内に2021年のマクラーレンのF1マシンをテストする機会を得る。
コルトン・ハータの名前は、2023年以降にマクラーレンF1チームとの契約が切れるダニエル・リカルドの潜在的な後任として名前が挙がっている。アメリカ出身のコルトン・ハータは、インディカー参戦のために母国に戻るまでのティーンネイジャーの頃にランド・ノリスと一緒にヨーロッパでレースをしていた。インディカーの史上最年少のレースウィナーである22歳のコルトン・ハータは、モータースポーツ活動全体でさまざまなシリーズでレースをするという彼の目標について語り、F1を真剣に目指していることを明かした。「それは僕の真剣な野心だ」とコルトン・ハータはF1 Nationで語った。「レースが終えるときに、自分がやったと言えるようになりたいと思うことがたくさんある。F1はそれらのうちの1つで、リストのかなり上位にある」「僕はインディカーに行きたかった、インディ500に行きたかった。もちろん、まだインディ500に勝ちたいと思っているし、まだ成し遂げていない」「僕が参加したいさまざまなレース、イベント、シリーズの大きなリストがあって、F1は他の多くのものよりも間違いなくリストの上位にある」コルトン・ハータは、今年後半のF1テスト走行に先立ち、6月にウォーキングでシートフィットすることを明らかにしたが、テストがいつ正式に行われるかは明らかにしなかった。マイアミGPの参加したコルトン・ハータは、マクラーレンF1チームへの移籍が将来実現しなくても、パドックを驚かせることができると考えており、F1への進出を遅らせることはできないと語る。「キャリアのある時点でF1に参加したいと思っていることは分かっているけど、そのためには明らかに時間が不可欠だ。そのため、テストで良い仕事をし、うまくいけばいくつかのドアを開くことが非常に重要になる」「今のところ、レースシートを持っていないし、契約もしていないので、何が起こるかは分からない」「テストがマクラーレンに何の影響も与えないとしても、人々が少し話をするようになることを願っている。車の中で十分速く行けば、ドアが開くかもしれない」
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