パトリシオ・オワードは、マクラーレンF1とのヤングドライバーテストに向けて今季マシン『MCL35M』でシート合わせを行った。今年始め、マクラーレンのボスであるザク・ブラウンは、アロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦するパトリシオ・オワードがレースに勝った場合、マクラーレンの現行マシンであるMCL35Mを使用したテストの機会を与えることを約束していた。
22歳のメキシコ出身のパトリシオ・オワードは、5月初旬にテキサス・モータースピード・ウェイで開催されたレースで勝利してヤングドライバーテストの権利をゲット。デトロイトで2勝目を挙げ、今年のインディカータイトルを争い、ランキング3位でシーズンを終えた。先週、マクラーレン・テクノロジー・センターを訪れたパトリシオ・オワードは、マクラーレン MCL35Mでシート合わせを実施。12月14日にアブダビで開催されるポストシーズンテストにむけて「カウントダウンが始まった」と画像を投稿した。シート合わせについて、ランド・ノリスを例に挙げ「彼は肩幅が狭くて、足が長い。お尻は同じサイズだね」とパトリシオ・オワードは語った。 View this post on Instagram McLaren(@mclaren)がシェアした投稿 ザク・ブラウンは、今年のヤス・マリーナでのポストシーズンテストでパトリシオ・オワードが素晴らしいパフォーマンスを見せたとしても、必ずしも将来のある時点でF1への天候を意味するわけではないと語る。「彼がアブダビでマシンを運転した後に見てみるつもりだ」とザク・ブラウンは語った。「ドライバーは常にF1でドライブしたいという野心を持っているが、アブダビでそれがどうなるかを待つ必要があると思う」「インディカーだけでなく、F1でも将来のチャンスがあるかどうかを確認するために成長を待つ必要がある。これは重要なことだ。我々皆、自分の仕事に集中しているし、何が起こるかどうかについては考えていない」「F1に到達するための最良の方法は、(ジャック)ヴィルヌーヴと(ファンパブロ)モントーヤがインディカーでやったことをすることだと私は彼に言った。それから何が起こるかを見ていくつもりだ」
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