元マクラーレンF1チームのレーシングディレクターを務めたエリック・ブーリエが、F1フランスGPの戦略&運営アドバイザーに就任。F1界に戻ってくることになった。昨年、F1フランスGPは10年ぶりにカレンダーに復帰。開催地はマニクールからポール・リカール・サーキットに移されたが、交通管理や駐車場が整備されおらず、物流的には悪夢のようなイベントとなり、観戦を予定していた多くの観客も走行開始までにサーキットに到着できないという事態を招いた。
結果としてF1フランスGPの運営側は2019年に向けて駐車場の拡大やシャトルバスの運行、道路レイアウトの一時的な変更といった移動計画を練り直している。その手助けをする役割に就いたのがエリック・ブーリエだ。昨年、エリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダのプロジェクト失敗のスケープゴートとしてスポーティングディレクターを更迭された。エリック・ブーリエは、戦略と運営面のアドバイザーとしてF1フランスGPをサポートする。「フランスGPのチームと再び協力する機会を得られたことを嬉しく思う」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。「私はそれを非常に重要なことだと捉えているし、成功に貢献できることを嬉しく思っている」エリック・ブーリエは、アドバイザーとしての役割以外にも、リバティ・メディアやF1チームへの対応、ならびにグランプリのゼネラルアンバサダーも務める。
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