マクラーレンは、F1バルセロナ合同テストで見舞われた信頼性問題はもう解決されていると述べている。今年からルノーのF1パワーユニットに変更したマクラーレンは、8日間のバルセロナ合同テストでホイールナットの故障、バッテリー問題、エキゾーストの緩み、ボディワークのオーバーヒートといった信頼性問題が多発。全チームで最少の走行距離でテストを終えている。
しかし、2018年のF1世界選手権の開幕を今週末に控え、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、テスト以降の作業にとって何がうまくいっていなかったのかを突き止めることができたと語る。「冬季テストでは望んでいた信頼性はなかったが、すべての問題はすでにファクトリーで解決されている」「開幕戦から新しいパッケージから最大のペースを引き出すために舞台裏ではあらゆる手段を講じて大量の作業が行われている」フェルナンド・アロンソは、ルノーのF1パワーユニットを搭載するMCL33はかなり有望なパフォーマンスを示しており、まだ完全なペースが解放されてはいないと語る。「僕たちのクルマは冬季テストで多くのポテンシャルを示した。まだ取り組むべきことがたくさんあることはわかっているけど、僕たちはすでにパッケージ、今年のクルマのすべての新しいエレメントの連携について多くのことを学んでいる」「オーストラリアはその最初のリアルなテストだし、すべての材料をまとめるために週末を通して懸命に仕事をする必要がある」「他チームがシーズン開幕戦でどのようなパフォーマンスを発揮してくるかは誰にも予測することはできないし、そのすべてが興奮に繋がっている」エリック・ブーリエは、今年のミッドフィールドの戦いはかなりタイトであり、現時点でマクラーレンがどの位置にいるかを正確に判断するのは難しいと語る」「我々は一晩の作業で奇跡が起こるとは思っていない。むしろその逆だ。だが、我々が今週末に全力を尽くすことだけはわかっている」関連:2018年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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