マクラーレンは、伝説のF1ドライバーであるアイルトン・セナの名を冠したスポーツカー『マクラーレン・セナ(McLaren Senna)』を発表した。マクラーレン P1をベースにした『マクラーレン・セナ』は、最高出力800ps、最大トルク800Nmを誇るを発生させる4リッター V8ツインターボエンジンをミッドシップに搭載。マクラーレン史上で最もパワフルなスポーツカーとなる。
マクラーレン・セナは、エアロダイナミクスが追及され、フロントとリヤにはスロットル開度によってアクティブに制御する可変式のウイングが搭載され、コーナリングやブレーキングなど、状況に応じて最適な空力効果するようにようセットアップされている。車体は徹底的に軽量化が施され、車両重量は1198kgを実現。駆動方式はRWDとなり、トランスミッションには7速DCTを組み合わせられる。マクラーレン・セナは、英国のマクラーレン・プロダクション・センターで手作業で組み立てられる。生産は500台限定となり、すでに完売。売り上げの一部はアイルトン・セナ財団に寄付される。アイルトン・セナは、1988年から1993年までマクラーレンに所属。マクラーレン・ホンダ時代に3度のワールドチャンピオンを獲得している。マクラーレン・オートモーティブのCEOを務めるマイク・フルーウィットは「マクラーレン・セナは比類なきクルマです」とコメント。「マクラーレンのモータースポーツでのDNAが具現化されており、公道での走行も可能だが、そもそもはサーキットでの活躍を目指してデザインおよび開発された。このアルティメットシリーズの新モデルに込められた全ての要素が、優れた性能を生み出すための妥協なき姿勢を示しています。このクルマには、ドライバーとマシンとの一体感を可能な限り純粋な形で結実させるための工夫が凝らされており、サーキットにおける究極のドライビング・エクスペリエンスはまさにマクラーレンならではです」
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