F1ハンガリーテストで目覚ましいパフォーマンスをみせたマクラーレンの育成ドライバーのランド・ノリスだが、F1という目標には焦っておらず、今後2~3年かけてじっくりと目指していくとしている。今年、マクラーレンの育成ドライバープログラムに加入したランド・ノリス(17歳)は、ヨーロッパF3選手権に参戦し、現在ランキング2位につけている。
先週、ランド・ノリスは、F1ハンガリーテストでマクラーレン・ホンダ MCL32を走らせ、総合2位のタイムを記録してF1パドックを驚かせた。テストでのパフォーマンスによってF1への期待は高まってるが、ランド・ノリスは近い将来のステップアップの可能性については現実的なままだ。「F1は目標だ。2~3年以内と言っておこうかな。特定の時間目標はないけどね」とランド・ノリスは Real Sport にコメント。「今年がどうなるかに大きくかかっているし、F3で勝つためにベストを尽くている。現時点ではそれが僕の焦点だ」「シーズン終了後に来年何をするかに目を向けるつもりだ。F2、もしくは彼らがストフェルを参戦させたスーパーフォーミュラかはわからない。僕にそれは当てはならないかもしれない」「もう少しシーズン終了が近づいたらそのような会話をしていくと思う」ランド・ノリスのテストでのパフォーマンスは、マクラーレンのエグゼクティブディレクターのザク・ブラウンやレースディレクターのエリック・ブーリエから高い評価を得た。「もちろん、マクラーレンで本当に大きな役割を担い、マクラーレンを運営している二人から評価されるのはとても良いことだ」とランド・ノリスはコメント。「彼らは以前に若いドライバーを育てて、F1に進むのを見てきた人たちなので、彼らが何を話しているかはわかっていると思う」「もう一度走るチャンスがあればもっと自信を与えてくれると思うし、F1の厳しさに対処して、すべてのことに対処できると思う」「その点では自信は高まっているし、もちろん、そのようなコメントを聞けるのはとても良いことだ」
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