マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダとのパートナーシップの将来に関していかなる可能性も除外していないと語る。マクラーレンとホンダは、1980年代に成功を収めたパートナーシップを3年間前に再開させたが、パフォーマンスは非常に期待外れなものとなっている。ホンダのF1パワーユニットは、パフォーマンス不足だけでなく、信頼性問題が多発。改善の兆候もほとんど見られていない。
「問題は、我々がただエンジンを購入しているだけではないことだ」とエリック・ブーリエはコメント。「ホンダは、新しいレギュレーション、良い評判とともに白紙からスタートした。だが、我々は最終的なプロダクトについて保証はなかった。我々はそれらのエンンジン代金を払っていないことを忘れることはできない」だが、ここまでのマクラーレンとホンダのワークスパートナーシップの失敗は、様々な憶測を呼んでいる。マクラーレンの弁護士は脆弱なパフォーマンスを理由にホンダとの契約を破棄する可能性はあるかと質問されたエリック・ブーリエは「弁護士に行く前に、我々は解決策を見つけようといているし、中間地帯にいる」とコメント。「私は彼らに影響を与えるためにイングランドと日本との間で自分の時間を費やしているが難しい」「ヨーロッパ人が彼らを理解することはすでに難しいが、レース出身のヨーロッパ人にとってはかなり難しい」「F1への彼らのアプローチはこうだ。他の誰もが右に行くときに我々は左に行く。それは並はずれたことであり、最終的にはうまくいくと思う。日本はまだ素晴らしい世界の強国だ」「だが、今日ではタイミングが重要だ。彼らはそこにたどり着くだろう。だが、3年だと予想しても6~7年かかるかもしれない。そして、その間も生き残らなければならない」「我々が進歩している限りはOKなのだが、来た道を戻っている。我々はそこにたどり着くと納得し、モチベーションを持っているがより複雑になっている」2017年以降もマクラーレン・ホンダのパートナーシップは続いていくかと質問されたエリック・ブーリエは「あらゆることが可能だ」とコメント。「我々が興味を持っているのは、それがうまくいくかだ。我々はやりたいことをやれる立場にいる。だが、現在の我々の意向は決別ではない」「私はそのような決定をするつもりはない。それはマクラーレンのオーナーがすることだ」
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