マクラーレンは、エンジンサプライヤーのホンダとのパートナーシップを解消させることを評価していると AS が報じている。2017年に大幅な戦闘力アップを期待してプレシーズンテストに挑んだマクラーレンだが、ホンダのパワーユニットには信頼性問題が多発。初回テストですでに3基目のパワーユニットを走らせている。
結果として、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは走行を制限されており、このウィンターテストの壊滅的なスタートが、3年目のパートナーシップの結末の予兆であると考えられても不思議ではない。マクラーレンは、新シーズンがスタートしてわずか数日でホンダとの決別を検討しているという。だが、エンジンサプライヤーとの契約を確保するには時間が必要であり、開幕戦までの短い時間でのパートナーシップ解消の可能性は低い。さらには新しいシャシーも製造しなければならず、ホンダはマクラーレンにリソースを含めた大きな財政支援をしている。一説では、ロン・デニス体制が終了した時点で、マクラーレンはシャシー名やカラーリングの変更だけでなく、ホンダとの契約解消がすでに議題に挙がっていたという。また先月には、マクラーレン・オートモーティブが次世代パワートレインを共同開発するBMWが、マクラーレンのパートナーとしてF1復帰するとの噂が流れたことが記憶に新しい。
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