マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGPの予選で、ジェンソン・バトンが12番手、フェルナンド・アロンソが17番手だった。ジェンソン・バトン (12番手)「昨夜、マシンの設定を変更し、すべてが非常にうまく機能していた。実際、マシンに対しては今年一番の感触を持っており、これは長いシーズンを終えるにあたって期待できることだ」
「Q1でのラップは良かったし、Q2のラップも良かった。ただ、他チームのドライバーが徐々にラップをうまくまとめ上げたことによって、僕たちのポジションが12番手に下がったということだと思う。今日は今年初めてのQ3進出に向けて戦いを挑むチャンスがあると感じていただけに、トップ10入りを逃したことは残念だ。自分ではできる限りのことをしたし、マシンの実力を最大限に引き出したことは確かだ。ただ、Q2の最後のラップでは、グリップがなかった。レースは予選よりも難しい状況になると思うけど、明日、何ができるのか見てみよう」フェルナンド・アロンソ (17番手)「僕たちのマシンは、どのセッションにおいても当初予想していたよりも良いパフォーマンスを見せていた。なので、Q1の最後のラップという、今週末を通して恐らく最も大事なときにタイヤがパンクしたことは残酷とも思える運だった。今週末は非常に競争力があるように感じていたし、僕たちのマシンはここではかなり良いパフォーマンスを見せていただけに残念だ。僕たちのマシンはストレートでのスピードが不足しているため、明日は難しいレースになると思うけど、好スタートを切って、良い戦略を展開し、少しでもポジションを上げられるようにしたい。明日、僕たちに何ができるのか見てみよう」エリック・ブーリエ (マクレーン・ホンダ レーシングディレクター)「今週末は良い進化を見せていただけに、今夜行われたQ2でジェンソンが12番手に終わったことは少し残念な結果でした。ジェンソンがQ1で9番手に入ったことは、ガレージ内のメンバーが心から勇気づけられる内容でした。もし我々が今季初のQ3進出を決めていたら、これまで懸命に取り組んできたことを証明するすばらしい機会になったと思います。わずか0.186秒差でQ3進出を逃したことには少しがっかりしましたが、12番グリッドという予選順位は我々の今シーズンベストの予選パフォーマンスと同じであり(モナコでジェンソンが予選12番手となり、その後、前方にいた他のドライバー2人がグリッド降格ペナルティを受けたために10番グリッドからスタート)、マシンが真の進化を遂げていることの表れです。ここのサーキットは我々のパッケージには適していないため、明日は厳しいレースになるでしょう。ただ、ジェンソンもフェルナンドも闘争心をむき出しにした真のレーサーなので、明日は両ドライバーとも懸命にプッシュし、通常よりも良いポジションからスタートできることを最大限に生かしてくれるはずです」関連:F1アブダビGP 予選:ニコ・ロズベルグが6戦連続ポールポジション
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