ジェンソン・バトンは、2016年もマクラーレン・ホンダのシートを維持するかもしれない。 マクラーレン・グループCEOを務めるロン・デニスは、ジェンソン・バトンの将来について質問された際に「ジェンソン・バトンはマクラーレンと2年契約を結んでいる。我々は今のところドライバーのことについて検討すらしていない」と答えていた。
だが、これをジェンソン・バトン残留のサインだと見る向きがある一方で、ジェンソン・バトンの契約が1年と2016年の“オプション”だと考えれば、ロン・デニスの回答にはっきりしない部分があると指摘する人々もいる。 ある情報元によると、マクラーレンの決断にははっきりした期日があるとし、その後でジェンソン・バトンはシートを維持するか、ウィリアムズといった他チームへ自由に移籍できるようになると話していた。 マクラーレンの舞台袖では、ケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンという有望な若手が出番を待っているが、経験豊かなフェルナンド・アロンソの傍らで同じくベテランのジェンソン・バトンが見せる決意やパフォーマンスにチームが感銘を受けているふしもある。 マクラーレンの2016年のドライバイーラインアップはどうなりそうか聞かれたレーシングディレクターのエリック・ブーリエは、ハンガリーで「ドライバーの問題は今のところプライオリティではない」と Speed Week に述べた。ロン・デニスの発言と同様、エリック・ブーリエも「両ドライバーとも2016年の契約がある」と続けた。
全文を読む