マクラーレン・ホンダは、F1バーレーンGPの予選で、フェルナンド・アロンソが14番手、ジェンソン・バトンはマシントラブルによりタイムを記録できず、20番手からレースをスタートすることになった。フェルナンド・アロンソ (14番手)「今週末は嬉しいサプライズだし、今日もマシンにさらに良い感触を得ることができた。パフォーマンス面で前進しており、すべてのことが正しい方向に向かっているようだ」
「もちろん、僕たちの予選がQ2で終わってしまったことは決して満足できる結果ではない。ただ、これは僕たちにとっては前進であり、これまでQ2進出を目指して懸命に努力してきたチーム全員が喜ぶべき結果だ。明日の目標は両マシンがレースを完走することだ。今週末はジェンソンのマシンで信頼性に関する問題が発生しているので、その部分を引き続き改善する必要がある。明日の決勝でポイントを獲得するには、多少、運が必要になるだろう」ジェンソン・バトン (20番手)「3回目のフリー走行では、かなり良い調子だった。特に、昨日はほとんど走れなかったので、そのように感じた。ただ、その後の予選では何が起こったのか自分でもよくわからない。金曜日の午前中のセッションでマシンがすべてシャットダウンしてしまった時と似たような感じだった。大きな音がしたので、マシンを止めて、車から降りた。今週末は色んな問題が発生しているけど、大事なのは僕たちが進歩しつつあるということだ。フェルナンドがQ2に進出したことは、チームにとって一歩前進したことを意味する。ただ、僕も同じようにQ2に進出できなかったことが残念だ。シーズン開幕から難しい状況になることはわかっていたし、実際にこれまでそうだった。ただ、そうは言っても、自分達が思っていたよりもポジティブな点が多くあることは確かだ。明日の決勝については、僕たちのレースでのペースはそれほど悪くない。なので、明日までに信頼性の問題を解決し、ちゃんとレースができるようにしたいと思う」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)「今日はまた残念なことに、ジェンソンが信頼性の問題で必要以上に悩まされてしまった。その結果、ジェンソンは明日のレースを最後尾からスタートすることになる。これは非常に残念なことだ。ただ、そんな状況であっても、明日はスタートから懸命にプッシュしてくれるだろう。そして、信頼性に関するトラブルが発生しない限り、彼は前方のマシンを追い越すために、冷静に、かつ自信を持って臨んでくれるはずだ。フェルナンドが14番グリッドを獲得したというのはそれほど大した結果ではないが、我々が今シーズン初めてQ2に進出したという事実はマクラーレン・ホンダが着実に前進していることの証だ。F1は反復のビジネスだと言われるように、ちゃんとしたプロセスを経て懸命に努力をして初めて結果がついてくるものだ。結果を出すための“魔法”はあい。今、我々がこの目で見ている進化は、明確な目標を持った、才能ある多くのメンバーがこれまで精力的に仕事に取り組んでくれたおかげだ。そんなメンバー全員に感謝している。明日の決勝がどうなるのか楽しみだ」関連:F1バーレーンGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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