マクラーレンは、MP4-28の問題解決は長期的なプロジェクトだと認めた。マクラーレンは、今週末のF1スペインGPに大幅な改良が施されたマシンを投入。MP4-28には新たなフロントウイング、リアウイング、サイドポット、リアサスペンションのアップライトの調整やその他の小さな変更が施された。
マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるサム・マイケルは、MP4-28の現状の窮地には多数の要因が絡んでおり、すぐに上位に返り咲けるようなような応急処置はないと述べた。「前回のレースを我々は6位で終えている。6〜7番手が我々のクルマのいる場所であり、6番手からすぐに最前列に行けるとは思っていない」「我々は取り組まなければならないもの、問題がある場所、何が進行しているのかを把握している。それには時間がかかりそうだ」「全てだ。最大のミスは、機能していないときにひとつの特効薬に集中することだ。そんなものは見つけられないからね」「パッケージの変化から来ているものだし、我々はそれに取り組んでいる」「レーシングカーについて最も学んでいる時期だ。複数のエリアを調査し、そこから得られるフィードバックはチームにとって非常に貴重なものだ」サム・マイケルは、導入した変更が単にダウンフォースの改善だけではないことをほのめかした。「現在、我々はプラットフォームの作業方法を変更している。今後の数レースでは、それを基にした多くの新しいパーツが投入される」「最初の数レースでの哲学を見れば、我々が必要としている位置にたどり着いていないのは明らかだ。そのため、我々は2か月前の運営していた部分を変更することに決定した」
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