マクラーレンは、若手ドライバープログラムのメンバーであるケビン・マグヌッセンが今年その役割を拡大することを発表した。元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンの息子であるケビン・マグヌッセン(19歳)は、ゲイリー・パフェットとオリバー・ターベイとともにマクラーレンのシミュレーターで作業を開始し、今年後半のアブダビ若手ドライバーテストに参加する。
昨年のイギリスF3選手権をランキング2位で終えたケビン・マグヌッセンは、2010年にマクラーレンの育成プログラムに加わった。「レースは我々のコアビジネスだ」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはコメント。「我々のドライバー育成プログラムは、優秀なドライバーのポテンシャルを実現する機会を与えるによる、全体としてのビジネスとスポーツの将来への戦略的な投資だ」「我々は、ここまでのケビンの進捗、適正、仕事倫理に満足している。彼が次のステップを果たすための適切なタイミングであり、彼が必要とする経験を積むことの手助けをすることを楽しみにしている」ケビン・マグヌッセンは、今季マクラーレンでの役割に加え、カーリンからフォーミュラ・ルノー3.5に参戦する。「マクラーレンとの新しい契約を本当に嬉しく思っている」とケビン・マグヌッセンはコメント。「チームはここまで僕に大きな信頼を示してくれたし、これはキャリアの重要なステップだと感じている」「F1は、プレッシャーが高くデータ重視な環境だし、そこに到達して成功したと思う人は、その試練のあらゆる技術面をマスターしなければならない。素晴らしいチャンスだし、チームとの作業し、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの将来において役割を果たすことを楽しみにしている」