マクラーレンの最近の飛躍には、ある日本人エンジニアが貢献していると Auto Motor und Sport が報じている。マクラーレンは、夏休み前のドイツGPとハンガリーGPでルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンがそれぞれ優勝を果たし、今季初の2連勝を達成しているが、このパフォーマンスアップの大きな理由は日本人エンジニアの働きにあると同誌は解説。
そのエンジニアとは、2009年までブリヂストンのチーフエンジニアを務めていた今井弘。現在マクラーレンで働く今井弘は、デグラデーションの高いピレリタイヤの秘密を解くことに取り組んでいるという。同誌は「彼が突破口を開いたようだ」とし、マクラーレンがブレーキの冷却を改善したことによって、タイヤの熱入れを妨げていたと報じた。関連:小松礼雄(ロータス・ルノーGP):インタビュー - 2011年10月5日
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