フェリペ・マッサは、F1チームのコスト削減対策としてF1ドライバーの報酬をカットすべきだという提案に反対している。マッサが所属するフェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリを含め、各チームの代表は現行ドライバーとの契約内容を変更する可能性を示唆している。しかし、2008年シーズンに力強いパフォーマンスによって市場価値をあげたフェリペ・マッサは、ドメニカリの提案を「感心しない」と語る。
「こういった競技では、ドライバーが基本的な役割を果たしている。全体の予算の中では、ドライバーのコストはわずかなものだ」フェリペ・マッサの年棒は約1,100万ドル(約9億9000万円)といわれているが、チームメートで2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンの年棒は、少なくとも3,000万ドル(約27億万円)といわれている。