マノー・マルシャは、F1ベルギーGPで2015年F1マシンをデビューさせたいとしている。 現在、マノー・マルシャは、2014年のF1マシンを改良したものを使っており、パワーユニットも1年落ちのフェラーリのものだ。予選ではコンスタントに107%以内に入れるようになってきてはいるが、先頭とのギャップはまだ7秒ある。
2015年F1マシンの開発は昨年から行われていたが、チームが破綻して管財人の手に渡り、一時はF1から完全に姿を消す寸前だったことから、プロジェクトに大きな遅れが生じてしまった。 「我々は常に8月の休みを目指していた」とチーム代表のジョン・ブースはコメント。「オーストラリアにたどり着くことと同様に、非常にアグレッシブな目標であり、多くのものを達成する必要がある」「しかし、このフライアウェイ4戦から戻ってきたところで、必要な全てのエリアを完成させ、そのタイムフレームで達成することが可能なのか、から溜めてじっくりと見極めるときが来た」 マノー・マルシャは、OVOエナジーのスティーブン・フィッツパトリックの投資によって復活を果たしたが、ここまでの4戦で目立ったスポンサーはついていない。だが、ジョン・ブースは、既存の投資があれば、チームの運営を数年間続けることは十分可能だと確信している。 「様々な展望はあるが、我々には自分たちのモデルならば持続可能と感じられる商業プランがあり、現在の投資家、あるいはオーナーたちによって、数年間の活動が可能だと確信している」
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