リアム・ローソンは、2024年F1 サンパウロGPのスプリントを9位で終えた。8番グリッドから新品ミディアムを履いてスタートしたリアム・ローソンだが、7番グリッドスタートのピエール・ガスリー(アルピーヌ)を抜きあぐねていると、12番グリッドから順位を上げてきたセルジオ・ペレス(レッドブル)が迫ってきた。
前戦メキシコシティで“接触&中指立て”騒動のペレスとバチバチにやりあったローソンだったが、ペレスの勢いを止めることができず。ポイント圏外の9位でフィニッシュした。「今日はスピードがあったと思うけど、ピエール(ガスリー)を追い抜くには十分ではなかった」とローソンはコメント。「DRSを使っても、十分に近づけなかった。レースの大半は彼の後ろに張り付いていたし、チェコが後ろから迫ってきたときも、今日は彼をそこに留めておくだけのスピードがなかった」「最後にVSCが出て、とても不運だった。このレースのすべてのタイミングが僕たちにとって本当に非協力的な感じだった。イライラするけど、それでもペースは悪くなく、良いレースだった。明日は間違いなく前進するつもりだ」ビザ・キャッシュアップRBのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、リアム・ローソンのパフォーマンスを称賛した。「リアムのスプリント予選での好成績は、今日のスプリントレースに向けて良い基盤となった」とエギントンはコメント。「最後のポイントは逃したが、ハースの2台を抜き去り、良いディフェンスドライブを見せてペレスに挑むなど、良い走りを見せた。また、レースの大半でガスリーにプレッシャーをかけ続けることに成功した」
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