リアム・ローソンは、2024年F1 サンパウロGPのスプリント予選で初のSQ3進出を果たして8番グリッドを獲得した。フリー走行から11番手とチームメイトの角田裕毅を上回っていたローソンは、角田が敗退したSQ1を12番手で通過。SQ2でも9番手タイムをマークして通過すると、SQ3ではスプリントのポイント圏内である8番手でフィニッシュした。
「とても嬉しい。SQ3は初めてだ」とローソンはコメント。「スプリントであることはわかっていますが、今朝から大きく前進できたのは良いことだ。トラックは、以前は誰にとっても本当に難しかったけど、僕たちがやったことはうまくいったし、みんなの仕事ぶりには満足している」「もちろん、明日は厳しい戦いになるだろうけど、ポイント獲得を目指して頑張る。ロングランでは苦戦したけど、ソフトタイヤを履いていたので、何があるかわからない。荒れたレースになるだろうけど、全力を尽くすよ」ビザ・キャッシュアップRBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインは、リアム・ローソンのSQ3進出を祝福した。「我々のマシンにとっては、明暗が分かれた一日だった。リアムにとってはとても良い一日で、SQ3進出を決めたことは祝福する」とパーメインはコメント。「裕毅のマシンに関しては、FP1を両ドライバーともかなり満足して終え、午後のセッションでも良い仕事ができるだろうと自信を持っていたので、すべてを見直すつもりだ。さまざまな理由から、裕毅はSQ1で思うような走りができず、18位に終わった」「パルクフェルメに保管されているマシンでできる作業は限られているが、FP1からSQ1にかけて行ったセットアップ変更がすべて正しいことを確認するために、データを精査するつもりだ」