F1カナダGPのレース後、スチュワードはロバート・クビサとハイメ・ハルグエルスアリに戒告処分が言い渡した。ロバート・クビサは、2回目のピットイン時にエイドリアン・スーティルとポジション争いをしながらピットイン。クビサはスーティルに左側からオーバーテイクされたが、スーティルが右コーナーの最終シケインでスピードを落とした際、クビサはそのまま右側を直進してピットレーンに進入した。
スチュワードはこれを「ピットへの危険な進入」とみなして処分を下した。クビサはレース後、この出来事について「2回目のピットストップ前はスーティルとバトルをしていた。僕はインラップで彼とレースをしていたし、僕たちは最終コーナーの手前でサイド・バイ・サイドになった。僕は右側にいたので、バックオフして、ピットへのラインを得るために彼の後ろに引いたけど、彼はとても早く、そして激しくブレーキングした。僕は事故を避けるために回りこんで彼を抜かなければならなかった」と説明している。ハイメ・アルグエルスアリは、ルーベンス・バリチェロと接触。バリチェロはレース後に「2Gくらいの衝撃でぶつかってきた」と述べており、この接触でブレーキダクトを破損したと語っていた。