元F1ドライバーのロバート・クビサが、High Class Racingと契約し、今月後半に開催されるデイトナ24時間レースで耐久レースデビューを果たすことが決定した。ロバート・クビサは、BMWザウバー、ルノー、ウィリアムズで97回のF1レースをスタートしているが、その間、ラリー事故による深刻な腕の怪我のために8年間中断を余儀なくされた。
2019年にウィリアムズでフルシーズンを戦った後、ロバート・クビアはアルファロメオのリザーブドライバーとしてF1との繋がりを維持し、タイトルスポンサーとなっているPKNオーレンをチームにもたらした。2020年にいくつかのFP1セッションとテストデーに参加したロバート・クビサは、今年もPKNオーレンとともにアルファロメオに残留する。昨年、F1での役割と並行してDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦したロバート・クビサは、High Class Racingとともにオレカ07・ギブソンでLMP2クラスで耐久レースデビューを果たす。「僕はこれまで主にスプリントレースに集中してきた。だから、僕にとってこれは新しい挑戦であり、新しい経験になる」とロバート・クビサはコメント。「耐久レースではチームメイトとマシンを共有することになるし、これまでとは異なるアプローチが必要だ。このチャレンジに参加できることを嬉しく思っている。彼らとこの厳しいレースのフィニッシュラインにたどり着くことを楽しみにしている」「マシンも新車だし、オレカのLMP2マシンをドライブするのも初めてだ。シートをシェアするので、スムーズに乗り換えができるようになることを期待している。そうすれば、僕たちは、自分たちの仕事とレースの準備に集中できる」チームメイトは、High Class RacingからWEC(世界耐久選手権)を戦うことが決まっているアンダース・フィヨルドバッハとデニス・アンデルセン、そして、昨年DTMに参戦したフェルディナント・ハプスブルクの4人体制となる。
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