F1バーレーンGPのフリー走行1回目にケータハム CT03を初体験したヘイキ・コバライネンは、ケータハムはセットアップ面で新しい方向性に進む必要があると述べた。今週、リザーブドライバーとしてケータハムに復帰したヘイキ・コバライネンは、ギド・ヴァン・デル・ガルでに代わってフリー走行1回目に20周を走行し、20番手チアムを記録。昨年マシンと比較してクルマのハンドリングにはっきりとした違いがあるとし、変化を果たさなければならないと述べた。
「去年とかなり違っている」とヘイキ・コバライネンはコメント。「もちろんタイヤとセットアップを交換するのは不可能だ。フィーリングはかなり異なっている。僕がレースをするのであれば、自分がそうすべきだと思うことを得るためにすぐに変更に着手するだろう。以前レースドライバーが言ってきたことと類似したエリアだし、エンジアも僕がいくつか変更を指示すると予想はしていたと思う」「去年経験したよりもバランスが失われているし、運転しづらくなっている。矛盾が多い。タイヤがフレッシュな予選でさえ、良いラップを決めるのは難しい。クルマはかなり不安的な状態にあると思う。でも、車高と剛性面でクルマは改良されているので、そのような方向性はある適度は思いがけないことはなかった。でも、タイヤに適切なやり方だとは思えない。チームがとっているセットアップの方向性を再考するべきかもしれない」ヘイキ・コバライネンは、セットアップ変更によって問題のいくつかは調整できるかもしれないが、クルマのリアを開発していく必要があると感じている。「セットアップで解決できる部分もあると思う。クルマが改善していって、アップデートが施されたときに実際に改善が必要だと思うエリアはクルマのバックエンドだ。バックエンドを強くする必要があるし、フロントに導入するパーツによってそれを達成できないのであれば、クルマの後方に目を向けて、どのように達成できるかを確認する必要があると思う」今回、ヘイキ・コバライネンは、最近のアップグレードを搭載するシャルル・ピックのクルマではなく、初期スペックのギド・ヴァン・デル・ガルデのクルマを走らせており、来月のF1スペインGPのフリー走行では完全にアップグレードされたクルマを走らせる予定となっている。