ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは、ヘイキ・コバライネンに異なる役割でチームに残って欲しいと考えている。ヘイキ・コバライネンは、2010年から2012年までチームでレースをしてきたが、ケータハムは、2013年のドライバーとしてシャルル・ピックとギド・バン・デル・ガルデと契約。ヘイキ・コバライネンはシートを失った。
シリル・アビテブールは「もちろん、ゼロからのスタートだ」とコメント。「ヘイキは、我々の2名のドライバーのひとりではない。我々は異なるプロジェクトが可能かどうかヘイキと議論を続けている」「正直に話そう。我々はラインナップに経験を維持させたい。それは適切な状況で我々の両方が関心を示していることだ。全体的に、我々はF1での経験の重要性を排除しようとはしていない」「ヘイキは独特なキャリアを過ごしてきた。将来や多くのエネルギーと欲望を持った人々について考えるのは興味深いことだったと思う。終わりや終わりに近づいているとき、真実のなかで現実をみなければならないときもある」だが、シリル・アビテブールは、ヘイキ・コバライネンとヴィタリー・ペトロフがF1キャリアの終わりに到達しているとは感じていないと即座に付け加えた。「ヘイキやペトロフが彼らのキャリアの終わりに到達しているとは思わない。私が言う立場ではない。だが、ヘイキとケータハムとのプロジェクトはフォーマットを変えなければならなかったと思う。現在、我々は別のフォーマットが可能かどうかを検討している。去年のフォーマットはもう機能していなかった」シリル・アビテブールは、2012年末に関係が崩れて、ケータハムはヘイキ・コバライネンを失望させたと付け加えた。「正直に話そう。我々が彼らにした約束を実現しなかったという点で我々はドライバーを落胆させ、失望させたと思う。ヘイキとであれば、それを1〜2度は実現できると思う。3年間でそれができたとは思わないが、そのような関係は3年間続いてしまったし、その種のことは関係に打撃を与えるものだ。「昨シーズン末のある時点で信頼や信用、尊敬がなかったかもしれない。両者側でね。それはチームとドライバーの発展のために期待すべきことだ」「あまりに失望させてしまうと、関係が壊れてしまうことはわかっている。それが我々とヘイキがたどり着いたポイントだ」「もちろん、彼(コバライネン)は進歩に満足していなかった。誰も満足はしていない。株主も進歩には満足していない。それ以上にうまくやることが重要だ」