ケビン・マグヌッセンは、ハースが2018年に自分とロマン・グロージャンが残留することを発表したことには何も驚いていないと述べた。ジーン・ハースは、F1公式サイトのインタビューで「我々は来年も今年と同じドライバーでいく。それが前提だ」と語り、2018年の両ドライバーの残留を明らかにした。
ケビン・マグヌッセンは、ニュース発表のかたちはさらっとしたものだったが、2018年に自分の状況が安泰であることはわかっていたことだと述べた。ケビン・マグヌッセンは「2年前に契約したときにわかっていたし、僕にとってはニュースではない」としつつも、ニュースがオープンになったことを嬉しく思っていると語った。「チームと僕自身にとって重要なことだと思う。このような質問はこれ以上なくなるということだからね」とケビン・マグヌッセンはコメント。ケビン・マグヌッセンが、これほど早くに来季の状況を確定させたのは初めてとなる。マグヌッセンは、マクラーレン時代もルノー時代も土壇場になってシートを喪失している。「いい状況だよね」とケビン・マグヌッセンは同意する。「F1での2シーズンはレース毎に契約について話すことにイライラしていた」ハースのマネジメント陣は、2017年に加入して以降のケビン・マグヌッセンの仕事を称賛している。「彼はポイントを獲得することができる」とジーン・ハースはシンプルに語る。「それが彼を起用することの鍵だった。ケビンはポイントを獲得することができるし、ロマンもそれができる」だが、ケビン・マグヌッセンが最後にポイントを獲得したのはF1アゼルバイジャンGPであり、ロマン・グロージャンはF1オーストリアGPとなる。シルバーストンとハンガロリンクの過去2戦ではハースはノーポントに終わっている。それにより、ハースはコンストラクターズ選手権でトロ・ロッソに抜かれて7位に後退した。しかし、チームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、2017年シーズンの後半戦での活躍を確信している。「ミッドフィールドは非常に拮抗しており、週末毎にどちら転ぶかわからない」とギュンター・シュタイナーは Ekstra Bladet にコメント。「オーストリアでは本当に良かった。アップダウンがある」とし、スパとモンツァでの今後2戦についても「結論に至ることはない」と状況はオープンだと付け加えた。
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