ケビン・マグヌッセンが、マノー・マルシャのドライバー候補に浮上している。マノー・マルシャはまだ2015年のF1参戦が保証されたわけではないが、ドニントンのスタッフは、3月5日(木)のクラッシュテスト、その翌日6日(金)のメルボルンに機材を送る期限にむけてクルマを完成させるためにスクランブル体制で作業を進めている。
マルシャ・マノーは、すでに一人目のドライバーとしてウィル・スティーブンスと契約。2人目のドライバー候補は、マクラーレンとの技術提携が継続していることを考え、ケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンの名前が挙げられている。現在、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは「それを除外することはできない」とバルセロナテスト後にコメント。「でも、それが焦点ではない。もちろん、僕のゴールはレースに戻ることだけど、最高の機会に戻りたい。僕の将来はマクラーレンとともにある」今年がマクラーレンのリザーブドライバーとして全てのグランプリに帯同するケビン・マグヌッセンは、父ヤン・マグヌッセンとル・マン24時間レースに参戦したいとの願望を持っていた。「父にシボレーが空いているかどうかチェックするように頼んだよ」とケビン・マグヌッセンは笑いながら述べた。「父のチームメイトになって、ル・マン24時間のクラス優勝を狙うのはとてもクールなことだと思ったんだ。でも、すでにチームは今季のル・マンに出場するすべてのドライバーとサインしてしまっていた」Turun Sanomat は、マルシャ・マノーのもう一人の候補はギド・ヴァン・デル・ガルデだと報じている。昨年、ザウバーのリザーブドライバーを務めたギド・ヴァン・デル・ガルデは、ザウバーがマーカス・エリクソンとフェリペ・ナスルと契約する前に、レース契約に合意していたとされており、Auto Motor und Sport は、ギド・ヴァン・デル・ガルデは、まだ裁判所でザウバーを追求していると報じている。しかし、報じられたところでは、ギド・ヴァン・デル・ガルデは、スポンサーのマックレガーを引き連れて、マルシャ・マノーの候補に浮上しているという。一方、AS は、昨年、資金を持ち込んでケータハムの金曜フリー走行に出走したロベルト・メルヒの名前を挙げている。「ASは、スペイン人とチームとの交渉が進展していることを明かすことができる」と同紙は報じた。