マクラーレンは、予選落ちしたフェルナンド・アロンソをインディ500に参戦させるためにライバルのインディカーチームのエントリーを購入することを否定した。今年、カーリンと提携してフェルナンド・アロンソともにインディ500に挑んだマクラーレンだが、プラクティスからトラブルに見舞われ、予選でも33番手以内のスピードを記録することができずに予選落ちとなった。
インディ500のルールでは、予選落ちしたチームが予選を通過したチームのエントリーを購入してグリッドに並ぶことが許されている。しかし、マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、そのような選択肢は検討していないと述べた。「それはすることはない。我々はフィールドで自分たちの場所を稼ぎたい」とッジル・ド・フェランはコメント。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンも、エントリーを買うのではなく、来年またトライしたいと述べた。「我々は戦いに戻ってくるだろう。買いたいとは思っていない」とザク・ブラウンは AP通信 に語った。「我々は自分たちで勝ち取りたい。誰でも買うことはできる。だが、我々は功績にもとづいてそれを得たい」フンコス・レーシングのチームオーナーであるリチャード・フンコスは、マクラーレンがフンコス・レーシングのエントリーの購入を打診してきた場合、どのように対応するかとの質問に「我々は来週レースをする。そういうことだ」と語った。