ブラッド・ピット主演の待望のF1映画は、撮影場所を米国とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に移す予定だ。タイトルがまだ決まっていないこの映画は、ジョセフ・コシンスキーが監督し、7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンがプロデューサーとして参加している。
この作品は、APX GPと呼ばれる架空の11番目のF1チームが作成され、昨年のF1シーズンを通じてさまざまなグランプリイベントで撮影された。模擬ガレージが設置され、F1マシンに似せて改造されたダラーラ製のF2シャシーがレース映像に使用された。しかし、F1シーズンは11月に終了し、再開は3月初めとなる。RACERの報道によると、このギャップを埋めるために、本作は1月19日から21日まで開催されるIMSAの「Roar Before The 24」の一環としてデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを利用し、翌週に開催されるデイトナ24時間レースにも引き継がれるという。F1とIMSAの運営で予想される大きな変更のひとつは、今度の撮影が他のマシンがコース上での公式セッション中に行われるということだ。映画が撮影されたF1レースの週末中、2台のAPX GPマシンがフォーメーションラップのためにグリッドの最後尾に並んだイギリスGPを除いて、すべてのコース上の走行は公式セッションの外で行われた。また、RACERによると、このマシンはGTDにエントリーされ、ピット演じる年配のドライバーが引退状態からF1に参戦するというストーリーの一部になるという。このマシンがグリッドに1台だけ追加されるのか、それとも既存のGTDチームと契約を結び、週末にこのカラーリングとキャラクター名を使用するのかは不明だ。
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