先週末のデイトナ24時間レースでフェルナンド・アロンソを擁したユナイテッド・オートスポーツは話題に事欠くことはなかったが、特にマイケル・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポーツのメンバーは関心をもって見守っていた。マイケル・アンドレッティは、アンドレッティ・オートスポーツのチームリーダーであるロブ・エドワーズ、JF・トーマン、テクニカルディレクターのエリック・ブレッツマンとともにデイトナ24時間レースでのユナイテッド・オートスポーツをチェックしていた。
ユナイテッド・オートスポーツは、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるチーム。アンドレッティ・オートスポーツとマクラーレンは、昨年のフェルナンド・アロンソのインディ500で協力体制をスタートし、その後、ザク・ブラウンとマイケル・アンドレッティの関係は、オーストラリアのスーパーカーシリーズでのウォーキンショー・レーシングでのパートナーシップを含めて成長している。デイトナ24時間レースでは、英国を拠点とするユナイテッド・オートスポーツをアシストするために、アンドレッティはスタッフと資産を派遣。ユナイテッド・オートスポーツは、IMSA北米耐久カップへの参戦を発表しており、アンドレッティ陣営は引き続きサポートを続けていくことになる。「もちろん、我々はザクと素晴らしい関係を築いており、我々はトラックや数名のスタッフを送ってデイトナで彼の手助けをしていた」とアンドレッティ・オートスポーツのCOOを務めるロブ・エドワーズは RACER にコメント。「我々は人材や機材で彼らを引き続き手助けできるかを検討している。それだけのことだ」インディカー、インディライツ、グローバルラリークロス選手権に参戦するアンドレッティ・オートスポーツは、欧州のスポーツカー選手権でもユナイテッド・オートスポーツのスタッフの負担を経験するためにそのネットワーク上でリソースを貸すことになるだろうとロブ・エドワーズは述べた。「ザクのクルマがレースをする際、我々には様々なシリーズで利用されていないいくつかのリソースがある。それが我々がやろうとしていることだ」「先週、手伝った人々のなかには、トラックドライバーとしてインディカーで我々に加わり、そのあとGRCに異動し、デイトナではザクのP2チームでタイヤをやっていたものもいる。人々はある日はGRCのクルマでレンチを回し、またある日はプロトタイプでそれをすることができる。それは彼らにとっても利益であり、より多くのことを学べる。我々は提携を拡大しようとしているし、チーム間の文化は確実にかみ合っている」だが、ロブ・エドワーズは、この関係によって、アンドレッティ・オートスポーツが、ユナイテッド・オートスポーツとともにIMSAに参戦するとの推測を否定。チームはアンドレッティ・オートスポーツ最上位のスポーツカーレースに復帰することを可能にする自動車メーカーを探し続けていると述べた。「適切な契約を結ぶことができれば、それが我々が望んでいるばあ所だ。私の米国での初レースはデイトナだったし、パドックは健全だった。金曜日にいただけだが、シリーズの健全性は非常に良好だったし、我々は常に新しい何をやりたいと思っている自動車メーカーと話をしたいと思っている」
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