ニコ・ヒュルケンベルグは、新型コロナウイルスに感染したメルセデスF1のルイス・ハミルトンの代役候補から“イチ抜け”を宣言とも受け取れる投稿をソーシャルメディアで行った。ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染して今週末のF1サヒールGPを欠場することが発表された瞬間から、誰がハミルトンの代役としてメルセデスW11に乗るかに注目が集まっている。
そして、代役候補の一人として名前を挙げられた一人がニコ・ヒュルケンベルグだ。昨年、ルノーF1のシートを失ったヒュルケンベルグだが、今年のレースで欠場を余儀なくされたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスとランス・ストロールの代役として急遽F1復帰。3戦のうち2戦で入賞を果たし、“スーパーサブ”としてその名を刻んだ。しかし、ニコ・ヒュルケンベルグはInstagramのストーリーに投稿。「ところで、飛行機には乗っていないよ・・・」とニコ・ヒュルケンベルグはウインクする絵文字をつけて投稿した。メルセデスF1は、育成ドライバーのジョージ・ラッセルを起用するべくウィリアムズと交渉しており、合意に至らなかった場合はリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンが代役を務めるのが最も論理的なストーリーだと考えられている。しかし、ジョージ・ラッセルがメルセデスF1から出場した場合、ウィリアムズには誰が乗るのか?F1アイフェルGPでは土曜日の予選の2時間前にサーキットに到着してセッションに挑んだニコ・ヒュルケンベルグなだけど、まだ何が起こるかはわからない。