ニコ・ヒュルケンベルグは、2021年のF1復帰を目指してアルファロメオ・レーシングと話し合いをしていることを認め、条件が整えば契約することに前向きだと語る。昨年末でルノーF1のシートを喪失してパドックから離れていたニコ・ヒュルケンベルグだが、シルバーストンで行われた2連戦で新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役としてレーシング・ポイントF1から急遽参戦。
1週目のレースではエンジンの問題によってスタートできずにサーキットを去ることになったニコ・ヒュルケンベルグだが、2週目は予選で3番グリッドをニコ・ヒュルケンベルグは、2021年のF1シートについてアルファロメオのF1チーム代表であるフレデリック・バスールとすでに話し合いをしており、加入を前向きに検討すると語った。アルファロメオ加入を検討するかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「簡単に言えばイエスだ」と F1 Nation にコメント。「でも、契約にはいろいろな条件が関わってくる。パッケージ全体がどうなるか次第だ」 「もう一度F1でレースをしたいと強く思っている。今もこの場所が好きだし、これが僕の情熱だ。「僕はもう一度F1でレースをしたいと強く思っている。今もこの場所が好きだし、これが僕の情熱だ。自暴自棄になっているわけではないけど、再びここでレースができたらとてもうれしい。ここ数カ月、フレッド(バスール)とはかなり頻繁に話をしている」 ニコ・ヒュルケンベルグは、2013年にアルファロメオの前進であるザウバーに所属。チーム代表のフレデリック・バスールとはジュニアカテゴリー時代に仕事をしている。現在、アルファロメオはキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィがドライバーを務めているが、40歳のライコネンは今シーズン限りでの引退が囁かれている。