ニコ・ヒュルケンベルグは、2020年のルノーF1チームに残留する可能性は“かなり高い”と語る。ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーがワークス復帰した2年目となる2017年に加入。チームの改善に大きな役割を果たしてきたが、現在の契約は今シーズン末で期限を迎える。
ルノーF1チームのプリンシパルを務めるシリル・アビテブールは、2020年に向けてニコ・ヒュルケンベルグ以外の選択肢を検討する可能性があることを認めているが、ヒュルケンベルグはルノーに残留することを期待していると語る。自分の将来、そして、ルノーのプロジェクトについての気持ちについて質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「何も決まっているわけではないけど、チームに残る可能性はかなり高いと思っている」とコメント。「今シーズンここまで達成してきたことに完全に満足できないと言ってもフェアだと思う。多くの問題を抱えたままスタートして、結果を逃すことになったし、パフォーマンスと開発率という点では少しがっかりしている。そこまで僕たちが望んでいるところ、必要としているところまできていないし、今年の期待を下回っている」「3年間を全体として見れば、まったく満足とは言えないかもしれにあ。僕たちがやってきたことに完全に満足することはできない」「それでも見通しは依然として良好だし、トンネルの出口に光が見えている。まだある程度は追いつくことができると信じている。どれくらいかを確実に言うのは難しいけど、今後どうなるか見てみるつもりだ」現在、ルノーはコンストラクターズ選手権4位のマクラーレンに21ポイント差をつけられているが、シーズン序盤の信頼性トラブルを考えれば、マクラーレンに決して引けをとってはいないとニコ・ヒュルケンベルグは考えている。「21ポイント差がついているのは事実だ。でも、僕たちが抱えていたすべてのが合併症、逃してきた結果や問題を足し合わせれば、僕たちは彼らと引けをとっているわけではないはずだ」「僕たちはそのレベルにいられたはずだ。でも、現時点でマクラーレンはとても強いし、おそらくここから最終戦まで戦うことになるであろう僕たちの主なライバルのひとつだと思う」