ニコ・ヒュルケンベルグは、ファクトリーチームとして、ルノーは2019年のF1世界選手権で3強チームに近づくために“大きなステップ”を目指さなければならないと考えている。今季、ルノーは、メルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”のコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えたが、表彰台に届くことはなく、3位のレッドブル・レーシングとは297ポイントの差があった。
ニコ・ヒュルケンベルグは「僕たちは2019年に大きな飛躍を遂げる必要がある。特に空力レギュレーションの大きな変更という機会があるからね」とコメント。「でも、それは常に本当に難しいことだ。すべてが推測にすぎない。僕たちは自分たちがやっていることをわかっているし、それほど悪くはないと思っているけど、他が何をやっているかは決して見えない」「来年の新しいフロントウイングは、ちょっとしたリセットのようなものであるのは明らかだ。クルマはかなり違ってくるだろう。正確に測定するのは本当に難しい。でも、もちろん、それが僕たちが進む必要のある場所だし、目標にすべき場所だ」「僕たちは多くのギャップを縮める必要がある。ファクトリーチームとして、僕たちは大きなステップを目指す必要がある」ニコ・ヒュルケンベルグは、2016年にルノーに加入してからのチームの進歩には満足しているが、改善できる点はまだ残っていると考えている。「僕たちは多くのエリアで多くの良い進歩を果たしてきたと思う。チーム構造は特にね。今後2年間で成長し、構築するために適切な場所にチームを置いてきたと思う」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「でも、今年のクルマに関しては、技術面、開発面で僕たちの野心や目指しているものにはあまり至っていなかった。作業して、もっと良くしていなければならない部分はある」「でも、去年は6位、今年は4位と全体的には健全だと思うし、良い発展を遂げていると思う」