ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、今週末のシンガポールGPでF1キャリアで150回目のスタートを切る。2010年にウィリアムズでF1デビューを果たしたニコ・ヒュルケンベルグは、これまでのF1キャリアで457ポイント、1度のポールポジション、2回のファステストラップを記録している。しかし、ニコ・ヒュルケンベルグはまだ表彰台に立ったことはなく、F1歴代での表彰台未登壇という不名誉な記録を更新している。
だが、150回目の出走はマイルストーンであり、ニコ・ヒュルケンベルグはシンガポールGPでその経験を生かしたいと語る。「数多くのレースを経験し、ここまで長い間F1でレースをしてきたことは重要なマイルストーンだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「でもこの段階ではただの数字に過ぎないし、僕たちはミッドフィールのバドルに挑んでいるので、自分の経験を生かして、シンガポールでポジティブな週末を目指したい」現時点でニコ・ヒュルケンベルグは52ポイントを獲得し、3強チームのドライバーに次ぐ、ベスト・オブ・ザ・レストとなるランキング7位につけている。しかし、ニコ・ヒュルケンベルグは、シンガポールは厳しい週末になると予想する。「サーキット自体、とても体力的に厳しいし、身体に多くの負担がかかる。シーズンで最もタフなサーキットのひとつだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「大きくて速いコーナーがある長いラップだし、あまりストレートがないので休む暇はない。湿気が、ノンストップのコーナーの組み合わせ、頻繁なギアチェンジなどのクルマのあらゆる操作と相まって、難しいものにしている」関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール