ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーがレッドブルのシャシー開発レートに匹敵できていないと語る。昨年、ワークスチームとしてF1に復活したルノーは、必然的に同社のエンジンを供給するレッドブルと自チームとを比較している。今シーズンここまでレッドブルは137ポイントを獲得しているのに対し、ルノーは18ポイントしか獲得できていない。
レッドブルは新レギュレーションとなった今年はスタートで躓いたが、大幅なアップグレードで巻き返し、前戦アゼルバイジャンGPでは今シーズン初優勝を飾っている。「レッドブルはトップチームの1つだ。彼らの開発レートはかなり印象的だ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「今シーズンのスタートからここまで、彼らは大きなステップを果たした」「僕たちもステップを果たしてきたけど、同じ大きさではないのは明らかだ。僕たちはまだそのレベルにはいない」「小さな部分だ。彼らはクルマを変えたり、20%ダウンフォースをつけたりはしていない」「大変だけど、僕たちに関しては全てをまとめる必要があるし、本当に良い仕事をしなければならない。ちょっとした運が必要なときもあるし、人々がリタイアするような助けが必要だ」だが、ニコ・ヒュルケンベルグは、2018年マシンに目にしていることを含め、ルノーが果たしている進歩に満足していると語る。「チームは正しい方向に進んでいる。シーズン後半に入っている多くの優れたものが進行している」「全ての兆候は良いものだし、励みになっている。とにかく集中して、懸命に仕事をしていくだけだ」「2018根の開発はすでにしばらく進められているし、かなり前進しているのは明らかだ」「そこにはいくつか良い兆候がある。上位とのギャップは大きし、僕たちは多くのパフォーマンスを必要としている」「僕たちが目標にしているのは常に相対的だけど、僕たちはもちろん常にトップ10にいることを望んでいる。トップ10ではなく、トップ8でさえある。恒久的にね」「なので、僕たちはその期待を成し遂げるために大きなステップを果たさなければならない」今年、ルノーはコンストラクターズ選手権で5位を目標に定めているが、現在は8位。チーム代表のシリル・アビテブールは8月の夏休みまでに6位まで上昇することを目標にしていると語っている。