ヒスパニア・レーシングは、ヴィタントニオ・リウッツィを2011年のレースドライバーとして起用することを正式発表した。フォース・インディアと2011年の契約を結んでいたにも関わらずチームを放出されたヴィタントニオ・リウッツィは、前回のバルセロナテストでヒスパニア・レーシングの2010年マシンをテストしていた。
この発表により、ヒスパニア・レーシングは2011年にナレイン・カーティケヤンとヴィタントニオ・リウッツィのコンビで2011年を戦うことが決定した。ヴィタントニオ・リウッツィは、10日(木)にヒスパニア・レーシングのホスピタリティで記者会見を行い、翌11日(金)にはヒスパニア・レーシングの2011年マシン「F111」が披露される予定となっている。ヴィタントニオ・リウッツィ「ヒスパニア・レーシングとの契約にサインできて本当に嬉しく思っている。F1にいることへの希望は決して失わなかった。僕には若くて野心的なチームのためになる経験と適切な特性があるとわかっていたからね。これから新しいチャレンジに取り組むことに興奮している。また新車の開発を通してヒスパニア・レーシングを導くことに懸命に取り組むつもりだ。このようなチャンスを与えてくれたホセ・ラモン・カラバンテ、コリン・コレスに心から感謝している」コリン・コレス (ヒスパニア・レーシング チーム代表)「トニオとは下位カテゴリーでレースをしていたので長年彼のことは知っている。彼はチームの利益をもたらせる非常にプロフェッショナルなドライバーだ。マシンを開発する彼のスキルとスピードを確信している。彼は過去に開発を大きく進展させ、グリッド後方のクルマを上位に動かすことに貢献してきた。彼と働くことは嬉しく思っているし、ヒスパニア・レーシングで彼とレースをすることを誇りに思っている」